「僕」   2009年   夏

この2ヵ月の間色んな事があった。
結局、営業員さんはお父さんとお母さんの信頼が戻らず、別の営業員さんが僕を引きついた。
7月にはお母さんの息子さんがバイクで事故を起こしてしまい、生死をさまよった。
幸い一命は取りとめが、3ヶ月の入院生活を送る事になり、僕の話も一時中断するという事になった。
お母さんはそれどころじゃないといった感じだ。

僕はもう生まれてこないかもしれない。
僕は深い闇の中に姿を消す事にした。